なぜ就職が決まらない?その原因を徹底検証
就職活動を成功させるポイント
そもそも学生が行う就職活動というのは、知らない世界のことを想像して自分のその後の人生を託してみるような作業です。それがわからないから多くの学生は「安定」や「名声」を基準に企業を選んでしまうのでしょう。でもいくら安定している仕事を手に入れた、人からうらやましがられる有名企業に入社できた、といっても自分に合っていなければ続けていくことは困難です。
まだ正社員として働いたことがない状態の学生が就活に向けてやるべき準備は、「視野を広く持つこと」そして「自分を知ること」、この2つだと思います。パイロット、野球選手、公務員、銀行マン、教師、アナウンサー、などなど誰でも知っている有名な職業の他にも、臭気判定士、ひよこ鑑定士、アドバルーン監視係、鍵師、グリーンキーパー、デイトレーダーなど、その分野に関わったことのある人でなければ一生知らずに過ごすような職業も世の中にはたくさんあります。それに知っているつもりの仕事も、実際の業務内容を知らなかったり、また自分でやってみるとまったく楽しめなかったり、逆に意外と向いていたり、自分の目前に拡がる可能性をしっかり把握して選択するためには、気になる業種についてよく調べてみること、そして同時に自分をよく知ることが大切です。
企業研究は企業選びに絶対必要!
就職活動を成功させるために、なぜ企業研究が必要なのでしょうか?「エントリーシート書いたり面接受けたりするだけで大変なのに企業研究なんかやってる時間ない!」「企業研究って何?やり方が全然わからない・・・」という学生は多いと思います。そのエントリーシートを書くにしても、面接を受けるにしても、さらにはその前に自分がどんな職種に就きたいかを考える上でも、企業研究は欠かせないものであることを具体的に説明します。企業研究のやり方も合わせてご紹介しますので参考にしてみてください。
自分を正しくアピールできていますか?
自分のことはわかっているようで、思い込みが必ず入り込んでいるものです。就活に生かすために、ただ「自分には何が向いているのか」と問いかけていても、ますますもやがかかるばかりで、しまいには追いつめられて明後日の方向へ行ってしまいかねません。ここでは冷静に自己分析を行うためのやり方を、順を追ってご説明してみます。そうして希望する業界が定まってきた場合に取っておくべき資格も業界別にご紹介していますので、参考にしてみてください。
エージェントを積極的に活用しよう
書類選考に通らなかったり、面接で落とされたりしてなかなか就職が決まらないとだんだん精神が蝕まれていきますよね。自分は社会に必要とされていない、何か大きな欠陥があるにちがいないなどと悪い方向にしか考えられなくなっていき、そのネガティブ思考によって就職活動はさらに難航することになります。
しかしこういったことは、やみくもに始めた就職活動が原因で起こることが少なくありません。企業・業界研究によって視野を拡げ、同時に自分をよく知ることができていれば、しっかりとした戦略を立てることが可能になり、そうするとめったやたらと落ちまくるということにはならないと思います。
でもその企業研究や自己分析をどうやってやればいいかわからない、という人も多いでしょう。そういう時こそ就職エージェントを活用すべきです。ここでついてくれる専属のアドバイザーはカウンセリングで自己分析を手伝ってくれるほか、紹介してくれる企業については詳細な情報を教えてくれて、企業研究も一緒に行ってくれます。そうやって一緒に立てた戦略をもってしてもダメだった場合は、不採用になった理由を共に分析し、次なる作戦を立ててくれます。精神的に疲れている就活生には特に就職エージェントの活用をおすすめします。